2012-07-17
家を建ててからが本当のスタート
「どうせやるなら最高のものをやろう」
年を重ねるにつれ、時間の経過を早く感じます。
先日やっとあたたかな春を迎えたと思えば、もうすっかり夏模様。
夏になると夢ハウスのイベントにも一層力が入ります。今までお世話になった
すべてのお客様に、お中元を一軒一軒お届けするのも夏の大事なイベントの一
つです。
イベントというと一般的な企業では、お客様を獲得するための直接的な手段と
して企画されるのがほとんどでしょう。つまり、契約をとることが"仕事のゴ
ール"という認識だからです。
しかし同じイベントを企画するにも、私の考えているイベントはその意味や目
的が、前者とは大きく異なります。
"仕事のゴール"とは、お客様との信頼関係を築き、永きにわたり継続するこ
と。本来、一生続くことでゴールなどありません。
その信頼関係をより深めるための手段が、私たちの企画する様々なイベントで
す。ですから、私たちのイベントは建てる前よりも建ててお世話になった方
々へのイベントこそ最も力を入れています。
またイベントそのものにも、いろんな意味が込められています。
第一にお客様を感動させること、家づくりにも関係することですが、お客様の
想像超えたおもてなしをすることが、感動を与える根源になります。これが一
番難しいのですが「どうせやるなら最高のものやろう！」これが私たちの理念
です。
そして第二にお客様の住み心地を確かめ、不安を解消させること。単にお客様
をお招きし、接客をする訳ではありません。会場ではしっかりとコミュニケ
ーションをとりつつ、顔や様子を見ながら「困ったことはないか？」を伺い知
るのです。また、お施主様に向けたイベントを定期的に開催することで、いつ
でも私たちに会いに来れる距離をつくり、お客様の不安を解消しています。こ
れは、電話やメールなどで出来ることではありません。
第三に、これらの考え・精神を全社員で共有すること。私一人が思っていても
しかたありません。夢ハウスで働く社員一人一人が、お客様によって私たちの
生活が成り立っていることを心から感じ、体に染み込ませなければ、お客様は
ついてきてくれません。感謝の気持ちをいつも忘れることがないよう、イベン
トを通じ社員にも教育しているのです。
今年もまた、８月１１日（土）お世話になったお客様を対象に、夢ハウスの夏
の風物詩「夢ハウス感謝祭・星空コンサート」が開かれます。私たちの所有す
る２４万坪の大自然に囲まれた育成林の中で、人工的な物や音から離れ、美し
い山々の風景と満天の星空を見上げながら、心にしみる音色を感じることがで
きます。
ハンドフルート（手笛）のあまく優しい音の風にはじまり、全身の細胞一つ一
つまで響く和太鼓、自然と一体にさせてくれる安らぎの篠笛。
演奏はもとより、会場の準備や食事などもすべて社員の手作りでお迎えしま
す。
最近ではお世話になったお客様も準備に参加してくださいます。一緒につくる
ことでさらに絆が強くなったように思います。
さらに今年は、感謝祭の前週の８月５日（日）にも新たなイベントを企画しま
した。星空コンサートでは小さなお子様を連れてのご参加ができないため「夢
ハウスふれあい夏祭り」と題し、お子様から大人まで楽しめるお祭りを開催し
ます。こちらもお世話になったお客様が対象です。
特設ステージでは、チェンソーアートの世界チャンピオンによるカービングシ
ョーと作品オークション。丸太切り大会やもちまき。縁日ブースでは、水ヨ
ーヨーに金魚すくい・焼きそば・フランクフルト・かき氷・ワタアメなどな
ど。他にも大工と木工教室、大きな水遊び場を用意しています。
また、当日は暑さ対策として日陰も十分につくる予定です。もちろん冷たいド
リンクもご用意しております。招待状の届きましたお客様、ぜひお気軽にご参
加ください。
それぞれの準備は大変ですが、大変であればあるほどお客様の何気ない笑顔に
大いなる価値が生まれ、さらに感動を与えたいという欲求が芽生えます。
全社員が一丸になり、同じ気持ちでお迎えし接することで、お客様が感動して
くださり、絆も深まり、心の声を発してくれて、社員にも更なるヤル気を起こ
させてくれる。
企業が存続・発展していくための良い循環が出来上がるのです。
創業以来、こうした理念を継続してきたことが、先日PHP研究所発刊のビジネ
ス雑誌「THE２１・８月特別増刊号」にも取り上げられ、世界的企業のトップ
と並び、夢ハウスも掲載されました。
全国の書店、コンビニで販売されています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
これから暑さが本格的になりますが、熱中症など体調管理に気をつけ、ご自愛
ください。イベント会場でお待ちしております。
