2011-06-20
新発田展示場 二棟完成
私たちの身の回りにあるものは日進月歩進化しており、10年前までにはおよそ想像もつかない便利さ、快適さが備われています。業界によっては秒進分歩なんて言葉が使われている程です。こうしてみると、人間は創造に長けている動物なのだと感じます。
会社経営においてはこんな言葉があります。
「発展や進化から目を背け、あぐらをかいて停滞すると企業は必ず衰退する。」
この度、新しく夢ハウスのモデルハウスが2棟完成しました。
大切なのはそれぞれの「テーマ」。
私たちのものづくりには必ず「テーマ」があり、「コンセプト」があります。
一棟は人気作品でもある規格住宅「郷の家」をデザインも新たにグレードアップしました。今までの「郷の家」にはなかった発想を取り入れています。
テーマは『ハイグレードでありながら、本物の木の家をより安く住まう』
ナチュラルな空間の中に、お客様が安心して末永く快適に過ごせる性能と健康に配慮した自然素材の空間を兼ね揃えた規格住宅になっています。
もう一棟はフリープランのモデルハウス。
テーマは『カジュアルとクラシックとモダンの融合』
今までの夢ハウスにはないカジュアルな外装。玄関を開けるとクラシック調でありながらモダンな雰囲気を醸し出す内装デザイン。一般的に、リビングと和室には大きく格差が生じるモノですが、見事に"洋"と"和"が一体化した住宅になっています。
それぞれの建物は意匠デザインにも思考をこらしています。
例えば、床板(フローリング)は平らであることが常識ですが、このモデルハウスでは床板に細かな溝を彫り込み、凹凸のある床に仕上げています。素足で踏んだ時の感触が、住宅では味わったことのない気持ち良さを感じます。また、建具には『千本格子』と呼ばれる桟の細かな戸を使っていますが、その桟をあるカタチにくり抜き、部屋の中からも外からもより一層癒しを感じられるデザインにしています。
しかし、夢ハウスの住宅は、見た目だけではありません。
これから夏本番を迎えるにあたり、その涼しさも特徴の一つです。
徒然草の一節にも「家のつくりようは、夏をむねとすべし」とあるように日本の高温多湿な季節にも、木陰で休んでいるような爽やかな感覚をおぼえさせ、エアコンなどなくても自然の風が私たちの体を清涼感で包んでくれます。
このように私たち夢ハウスは、お客様の住宅を含め一棟一棟新たな発想を現場に取り入れています。ひとつひとつの「ものづくり」をもっと良くするには?現状に満足しない『疑問符』を常に持ち続ける。これは私だけではなく、総勢250名のスタッフ一人一人が持つことで会社が存続し、より大きな発展と進化を遂げることができるのです。
現状に満足しない「ものづくり」を、夢ハウスはこれからも行っていきます。
ぜひ、新たなモデルハウスに来て・見て・比べてください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。