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2019-12-26

ものづくりの進化

技術は常に日進月歩。
技術の進化に驚かされた出来事を先日体験しました。
若い頃に傷めた腰、脊柱管狭窄症と診断された持病が私にはあります。
その持病は、年を重ねる度にその「痛み」は耐え難い程に悪化していきます。
ある程度の痛みには、我慢する事ができますが、一定の限界を超えてしまうとこの痛みから一刻も早く逃れたい、そう思うのが人の心情です。
近年、その逃れたいほどの痛みが一週間、10日と続き、切なさと何もできない歯痒さで苦悶の表情を浮かべていたと思います。
藁をも掴む思いで過ごす日々の中、情報を求め何気なく調べたサイトに一つの光明を見つけました。
それは愛知県にある背骨を専門とする医療機関、15,000人以上もの患者を脊椎手術した実績との見出し。
話だけでも伺おうと6時間かけ愛知に足を運びました。
待ち時間、そこで目の当たりにした映像に衝撃を受けます。
一台の車から苦悶の表情を浮かべた60代位の男性は、私と同じく腰を抑えおぼつかない足取りで来院してきました、手術を無事終えた翌日、その男性は憑き物がとれたような表情で足取り軽く、歩いて帰路についていました。

以前、私が知り合いの医師に脊柱管狭窄症の手術について相談した所、患部の骨を抜きボルトで固定するという大掛かりな手術で一週間以上は入院だと説明を受けていました。

しかし、愛知のこの医療機関の説明では、ボルトなどで固定はせず、痛みに直結する圧迫している神経に触れる骨を削るだけで入院も1日~2日と体の負担も少ないとのこと。
手術に踏み切るには恐怖はありましたが、この痛みから逃れられるならば、身を委ねてみようと決意しました。

結果として手術による痛みを感じることは無く、2日間の入院の後、自ら車の運転をして帰路につくことができました。
それまで痛みであきらめていた多くの事、やりたかった事が今では躊躇無く挑戦する事ができます。

技術の進化を体験することは、自分の新たな世界観を発見する大きな機会なのかもしれません。


誰もが「あっ」と驚き感動するような技術、その体験はものづくりの世界にも通じます。
技術の進化は、常に情熱と挑戦との表裏一体。

過去を振り返ってみると、夢ハウスは常に情熱を傾け、挑戦を続けてきた企業だと思います。
業界に先駆け屋上つきの木造住宅を開発しましたし、3階建ての木造住宅も県内最初に挑戦しました。4階建ての高さに露天風呂を設置した事もあれば、庭を眺めて調理ができるようキッチンを回転させる開発もしました。

「技術」と「経験の蓄積」と多くの「有識者・著名人」による産学共同開発。
その取り組みが、新潟県に続き長野県にも「木のひらや」を完成させることができたのです。

先月末、全国から夢ハウスビジネスパートナー加盟店、住宅のプロがおよそ400社集まり、夢ハウスの技術の粋、さらなる進化を遂げた「木のひらや」をご覧いただきました。

皆一様に大空間の体験に感動いただき、床から天井まで温度差ゼロの快適さにおもわず「これは実際にお客様に見て体感していただきたい」そんなお言葉も聞こえてきました。
その後、多くのモデルハウス建築の打診をいただき、今後「木のひらや」が全国でご覧いただける日は近いと感じています。

「平屋」というと、どうしてもシニア世代が求める住宅の傾向があり、子育て世代には住みづらいイメージが強いと思います。新潟での「木のひらや」1棟目でもご覧いただいたお客様には、中々そのイメージを払拭するまでには至らなかったと思います。
しかし、あくまで夢ハウスが提案する「平屋」はシニア世代にも勿論、子育て世代にこそおすすめしたい住宅です。
外観からは平屋そのものに見えるものの、中に入れば皆その大空間に驚くのですが、何より小屋裏というよりも2階の広さにまた驚きます。
大人が歩いても天上に頭をぶつけることがありませんし、4つの部屋に仕切ってあることにも注目です。その仕切り方のアイデアも工務店のプロたちが絶賛してくれました。

松本平屋LDK2_R.jpg
松本平屋小屋裏_R.jpg

親2人・子2人の家族でも間取りの無駄、費用の無駄を省きつつプライバシーを保つ工夫。災害に強く、高品質でありながらコストを極限まで抑えた工夫。
大空間でありながら家中温度差のない工夫。
新潟の「木のひらや」から、良い所はそのままに、不満を解決した新しい「木のひらや」。
百聞は一見に如かず。言葉や文章では伝わりづらい表現も、一度長野の住宅をご覧いただければその提案に納得いただけるはずです。
夢ハウスが追い求めた住宅の理想のカタチ、是非ご来場いただき夢ハウスの技術と情熱を体感いただければ幸いです。

松本平屋外観夜_R.jpg

採れたてをそのまま食する贅沢。
果物には多彩な甘みを備えています。
丁度今、このブログを執筆しながら8年前に苗木を植えた柿の木がようやく実りを迎え、そのきめ細かく、上品な甘さを堪能しているところです。
桃栗三年柿八年とはよく言ったものだと、感心してしまいました。

「桃栗三年柿八年」。
桃と栗は芽が出て実がなるまで三年かかり、柿は八年かかる。
人間で例えるならば、目標を定めそれを達成させる為には、相応の年月が必要とするという意味の諺です。
勿論、目標を成し遂げるにはただ時間をかけるだけでは成し遂げられません。成し遂げる為の努力が必要になります。
そして、その目標が高ければ高いほど、時間と努力は比例しなければならないのです。

ただ、私は正攻法とは別にこうも考えてしまいます。

「桃・栗を半年で実らせられないか、柿を一年で実らせられないか」

考えてみると、このような発想が情熱を生み、挑戦する心を育て、技術の進化へと繋がってきたのではないでしょうか。
寝室、子供部屋は2階、洗濯機や洗面台は浴室のとなり、日当たりを考え南向きの部屋など、業界では当たり前のような既成概念・固定観念を取り払った時、新しいモノが創りだされます。
これからも夢ハウスが目指す理想の住宅を追求し続けます。


本年も当ブログを御愛顧いただき、誠にありがとうございました。
今年も残り僅か、何かと忙しない日々を送られていることと存じます。
何はともあれ体が資本です。皆様もどうぞ一層健康に留意し、良いお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。

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夢ハウス会長 赤塚幹夫
夢ハウス会長 赤塚幹夫

お客様と一緒にツーリング

家を建て終わった後もお客様と家族同然のお付き合いを続けていきたい。その思いからお客様貸し出し用の大型バイク、ハーレー・ダビッドソンを会社で買うことに。県外からわざわざ乗りにいらしたり、このために免許を取得したお客様もいます。休日はこのハーレーでお客様とツーリングし、親睦を深めるのが楽しみのひとつです。

プロフィール:

1951年新潟県生まれ。(株)夢ハウス会長。大工修行を経て27歳で建築の一貫性を目指して独立。現在夢ハウスをはじめ関連企業6社の代表を務める。

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