2011-08-23
『絆』の育み方
季節の感じ方は人それぞれ
季節を感じさせる知らせは人それぞれ
春:朧月夜(おぼろつきよ)にかすむ月・・・
夏:朝夕に響くヒグラシの声・・・
秋:風に運ばれるキンモクセイの香り・・・
冬:木枯らしと草々が霜の衣裳を身にまとう・・・
先日、私が"夏"を感じる「夏の2大イベント」が盛大に開催されました。
8月2日、夢ハウスが企画する「友の会長岡大花火大会」が行われ、新潟県内外でお世話になったお施主様が総勢350名お集まりいただきました。
今年は、長岡市の一等地(JTの跡地約15,000坪)を取得したこともあり、街の中心部でありながら広大な敷地で誰にも邪魔されず、大きな花火を見上げることができました。越後三大花火の一つでもある長岡花火を、単純計算でも一人につき100帖の観覧席で観賞できたのです。これほど贅沢な花火観賞は私も経験がありませんでした。 特等席で横になり見上げる一万発の花火に集まったお客様も大感動してくださいました。
また、8月6日は夢ハウス育成林にて毎年恒例の「友の会大感謝祭/星空コンサート」が開かれ、こちらも県内から300名を超えるOB施主様にご参加をいただきました。
視界には人工的な建造物などが全く映らない大自然の中で、ゆっくりと姿を変えていく夕景と音楽を楽しみながら、夢ハウスオーナー同士の会話を弾ませるひととき。
心にしみいる懐かしい曲に合わせて思わず口ずさみながら、普段見上げることが少なくなった満点の星空が一層感動をひき立ててくれました。
手作りの会場、手作りの料理、手作りのおみやげ・・・。全てに思いが込められているからこそ伝わるものがあります。
そんな夏の行事をふと振り返ると、ある変化に気付きました。
いままで、私たちは建てていただいたお客様を喜ばせようと様々な企画を考え、行動に移してきました。
ところが最近では、お客様の方から「準備も含めて何か手伝いたい。」という声が挙がってきたのです。私たちは素直に受け止め、そうしたお客様と共にイベントを盛り上げていますが、これが大きな変化であると思ったのです。
例えていうならば、バーベキューやキャンプなど始めから準備が整った場所へ行き、みんなでただ食べて泊まることも楽しいかもしれません。しかし、買い出しから宿泊などの細かい準備まで一緒に行った方がもっと楽しく達成感が生まれます。
今回も、お配りする300人分の枝豆を夢ハウスで栽培し、お客様が茹でて小分けにしたり、デザートのスイカを切り分けたり、カキ氷やドリンクの配膳など暑い最中"赤いハッピ"まで着て大粒の汗を流しながらお手伝いいただきました。
しかし、誰ひとり苦い顔をしている方はいません。皆さん最後まで笑顔で頑張ってくれました。
お客様が招待されるだけの楽しさよりも、一緒につくる楽しさに興味を抱いてくれたことが、私たちに夢ハウスにとっても原動力となり一緒に感動を分かち合える『絆』を深くしてくれているのだと感じました。
―『絆』の育み方。―
それは最高の感動を与えるだけではなく、互いに与え合い感動を共有することで育むことができるのだと思います。
私たち夢ハウスはこれからも家づくりだけでは生まれない「感謝・感激・感動」を大切にしていきます。
暑かった夏も落ち着き、涼しく過ごしやすくなってきました。
そろそろ皆さんにも、秋の知らせが届きはじめる頃でしょうか?
■8月2日「友の会長岡大花火大会」の様子
「夢ハウス友の会中越」の皆さん
お客様がお客様を接待
受付にてお弁当と飲み物を手渡し
350人でも広々と花火観賞
スタッフが茹でた枝豆に下鼓
家族みんなに笑顔がこぼれる
■8月6日「友の会大感謝祭」の様子
特設ステージを含め300名が来場
お客様がお客様に接待
お客様の笑顔に私もホッと一息
全員が参加できる楽しいコンサート
300人分のカレーと豚汁も手作り
お腹いっぱい飲んで食べて
友の会の方からおハガキを頂戴しましたので、ご紹介致します。
感動をありがとう!
七月、高原に咲く可憐な草花に感動
八月二日には夜空に咲く大輪の花に感動
そして、六日には天空の星空に抱かれてのコンサート
三拍子揃った夏も珍しいことです。
一人のカレーライスと違い、三百人分のしかも心のこもったカレーライスは最高に美味しかった。
おかわりしたかったけど、八十歳の胃袋は許さなかった。
最初のコンサートの時、ふるえながら食べたアイスクリーム、今年は炎天下のかき氷で生きかえったようでした。
微にいり細にわたる企画に感謝しながら夏の夜を過ごさせていただきました。
汗だらだら流しながらサービスして下さった従業員、役員の方々に深く感謝いたします。
お土産の品々は有効に使わせていただきます。
最高の夏をありがとうございました。