
2012-12-06
ぐるり紀伊半島一周の旅
11月26日、今年度の国内旅行では最も長い3泊4日の旅の出発日です。
本当は4泊の九州旅行があったのですが、参加者が少ないために中止となり、この旅が最長となった訳です。
当日はドライバーが交代で運転しながら、一挙に三重県の鳥羽市まで走りました。つまり飛ばしたんです。そうでないと日没前に例のしめ縄を張った「夫婦岩」にたどりつけないのだもの。幸い風は強いものの雨はやんでいました。初日は名旅館という呼び名の高いTという宿でしたが、酒750円、ビール830円、ウーロン茶400円というデフレ経済に逆行するような価格設定に呆れてしまいました。
2日目は今回の旅行の主目的である伊勢神宮の内宮に参拝しました。他人のふんどしではご利益なしと衆議一決。お初穂料はそれぞれが出し合うことになりました。そうでなくても緊張するのに、晴天ながら今朝は寒いんだなあ。身も心も引きしめて歩くこと10分。内宮の鳥居をくぐります。
内宮参拝は代表者1名だけが白い玉砂利の上に進み、拝礼をするということになり、友の会副会長の清水さんが受けてくださいました。越後人は引っ込み思案の人が多いでしょ。こういう場面で尻込みなどせずに堂々と振舞われる清水さんはさすがです。その後舞殿でお神楽が奉納され、有り難いひと時を終えました。そこまでで予定時間が大幅に過ぎたことから、おかげ横丁を省略し、午後からは熊野古道です。
大門坂から熊野那智大社、青岸渡寺、落差日本一の那智の滝と巡り、その間ず~っと心が洗われっぱなしという、わたくし的にはふだんと正反対の一日ですね。その日の宿は那智勝浦の浦島という、これは船でなければ行けないのでして、あとは乙姫様を待つばかり。
で、この浦島というお宿は風呂がたくさんありました。洞窟風呂で中国系の人たちが騒いでいたなあ。あの人たちには風流というのがないね。
3日目は、これはもうその日の宿泊地、大阪の夜の食事に尽きますねえ。何でこんなに安いの?俺、軽く1次会で1100円、2次会のお好み焼きで2000円。もちろんアルコールがついてですよ。フグとカキ雑炊となにやらと酒で3000円というご夫婦もおられたりしました。ただしドライバーさんには受難の繁華街で、駐車場の入出庫が大変だったようです。
最終日は突如、大阪城コースと東洋陶磁美術館(国宝の曜変天目茶碗が展示中でした)に分かれての見学と、これまた柔軟なコース設定ができました。そのうち、大阪を再訪し、食べ残した○、○、○に挑戦しようっと。