「すべては「お客様が感動する家づくり」のために」会長ブログ

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2016-02-08

すべては「お客様が感動する家づくり」のために

午前6時25分

ホテルの部屋を出て、皆を誘いエレベーターに乗り込み、
向かうは地上26階の朝食ビュッフェ。
ガラス張りのラウンジ。
眼下には東京・浅草の街並。
外はまだ薄暗く下町が活気づく前の時間。

選びきれないほどのメニューから
いくつかトレイに乗せて窓側の特等席に着く。

午前6時44分

正面にそびえるスカイツリーの東から、神々しい御来光が
関東平野と私たちの瞳に飛び込んできました。

この時期、新潟は晴れ間もなく毎日曇り空。
越後の住人にとって、澄んだ空気と朝日を見ながらの朝食など
このうえない体験です。

朝一番から夢ハウスの従業員たちと感動のひとときを共有し、
夢ハウスの研修旅行・二日目の朝がはじまりました。

東京スカイツリー

今年の研修旅行は2泊3日のバス旅行。
参加希望の200名の従業員を3つの班に分け、
長野・東京・茨城の名所と文化に触れる研修です。

国宝松本城

初日は現存する日本最古の城、国宝松本城を見学。
日暮れには蓼科へ入り、立派な宿で身も心あたたまる温泉と豪華なバイキング。
中日は関東の食の台所「築地市場」で海の幸を食べ歩き、
台場・有明を経由して下町・浅草へ。
浅草を一望できるホテルを拠点に、美味いもの巡りや
雷門・浅草寺・スカイツリーなど観光名所を歩くものも。
日頃足を伸ばす事のできない従業員たちは、
それぞれに楽しいひとときを過ごしたようです。

しかし、夢ハウスの研修は
行程の間に、もう一つ違った見学を加えています。
それは、自分たちのモデルハウスの見学。

夢ハウスは現在県内外に自社モデルハウスを15棟構えています。


中でも日本海側最大級、200坪を超える「上越展示場(2007年築)」
上越展示場

真冬の氷点下でも驚くほど家中あたたかい「松本展示場(2009年築)」
松本展示場

関東のベットタウン茨城県つくばにある「つくば展示場(2012年築)」
つくば展示場

これらは、今も見学に来られるお客様を魅了し、活躍している私たちの作品です。
またつくばには昨年末、新たに2棟目のモデルハウスもオープンしました。

これらの作品を工場で働く従業員は、
実物を見るチャンスがなかなかありません。

今年の研修に夢ハウスの展示場見学を含めたのには意図があります。
まだ実際に見たことのない従業員に自分たちの作品を知ってもらうこと。
もう一つは、自分たちが携わった作品を見て、それぞれが反省点や改善点を
見つけ、さらに良い作品づくりを行なえるよう「職人の魂」を感化させること。

学びと遊びを通じて、営業・設計・監督・大工・工場で働く従業員
それぞれが切瑳琢磨し合えたならば、研修は大成功と言えるでしょう。

普通、企業の研修や研修旅行というと
建物の中で一日中座学を行ったり、
観光や宴会の席をもうけて騒いだりする事が、一般的だと思います。

ですがそれだけでは会社のために、お客様のためになりません。
私たちの研修は普通のそれとは異なります。
夢ハウスのように「ものづくり集団」に求められるのは、
上司部下・先輩後輩・同僚関係なく、感動するものを一緒に見て
感性を高め合い、寝食を共にしながら語り合うコミュニケーション。

縦横のつながりこそ必要不可欠。

個人が、日々の仕事や勉強で身に付けられることは限られています。
それ以上に大切な「感性」や「精神」の部分を
集団でスキルアップし、手助けすること。
それもまた企業やトップの使命です。

経営者は常日頃から従業員の成長を望んでいます。

どうすれば、この子は素直に伸びてくれるのか?
どうすれば、いろんなことに興味を持ち、感動してくれるのか?
どうすれば、ヤル気を出し、自分の能力以上のことができるようになるのか?

私は旅の途中従業員一人一人に声を掛け、今回の研修について尋ねます。

仕事の一環として観光し、美味しいものを沢山食べ、仲間との絆も深めた
研修について、トップの気持ちを少しでも理解してくれた従業員もいれば、
中には不満を漏らす従業員もわずかにいました。

赤塚「今回の旅行は何点だ?」
と問うと、ある従業員からこんな答えがかえってきました。
従業員「・・・70点です。」

何故、今回の研修に及第点をつけられないのかと問えば、その従業員曰く

従業員「もっとゆっくりと過ごしたかった。」

それを聞いたときに残念な気持ちになり、
経営者の想いを末端まで伝える難しさを改めて感じました。

「親の心、子知らず」

もし立場が反対であれば、きっと私と同じ事をその従業員も思うはずですが・・・

利己的欲望は満たされることがなく、限りがありません。
どこかでコントロールできなくなれば、周囲に見放され
その先の人生すべてがマイナスへ向かってしまいます。

「親身に想う人の好意に不満を述べる人。」
「どんな些細な事でもいつも感謝できる人。」

人は感謝の気持ちを忘れてはなりません。
仕事をいただける有難さ、それで家族を養える有難さ、
感謝の気持ちをもって利他的に行動し、物事の本質・意図を見抜く力があれば180度人生観が変わる事もあるのです。

価値観を共有できる仲間がいることは、素晴らしい財産です。
皆が同じ目標に向かい、団結して進む事ができるのならば、
またこのような行事を継続したいと思うのです。

すべては「お客様が感動する家づくり」のために。

お客様を感動させる為には、まず自分たちが新しい発見や体験から学び感動し、
感謝の気持ちを思い起こさなければ、それを届けることなど絶対にできません。

毎年の「研修旅行」は、そういった体験を皆で共有できる行事として
大いに意義のあるものなのです。

珈琲を手に、ゆっくりと皆で眺める御来光もそのひとつです。

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夢ハウス会長 赤塚幹夫
夢ハウス会長 赤塚幹夫

お客様と一緒にツーリング

家を建て終わった後もお客様と家族同然のお付き合いを続けていきたい。その思いからお客様貸し出し用の大型バイク、ハーレー・ダビッドソンを会社で買うことに。県外からわざわざ乗りにいらしたり、このために免許を取得したお客様もいます。休日はこのハーレーでお客様とツーリングし、親睦を深めるのが楽しみのひとつです。

プロフィール:

1951年新潟県生まれ。(株)夢ハウス会長。大工修行を経て27歳で建築の一貫性を目指して独立。現在夢ハウスをはじめ関連企業6社の代表を務める。

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