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埼玉県所沢市東狭山ケ丘1-68-6
公式ホームページ: http://www.saiken.biz

「競争力」求め加盟を決断
無垢材へのこだわりを徹底

「競争力」求め加盟を決断<br />
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スタートはリフォーム事業
本物の無垢の家に需要感じる

取材に訪問した時、彩建コーポレーションの萩原社長はショールームを訪れた初めてのお客様とリフォームの打ち合わせ中だった。聞けば社屋に掲げられた「無垢の家」「夢ハウス」と書かれた看板を目にとめ、以前から気になっていたのだという。

同社が主な施工エリアとしている埼玉県および東京都の一部では、戸建住宅を取り巻く状況が地方とは異なる一面を見せる。まず「圧倒的に建売住宅の比率が高い」(萩原社長)。地方とは異なり、土地を持っている人の割合が少ない。必然的に大きな規模で開発を行い、区画あたりの土地単価を圧縮して安価に提供される「建売住宅」に頼る人の割合が高い。

「リフォームの相談に訪れるお客様の中には、中古住宅を購入して入居前に手を入れられる方や、住み始めてわずか2~3年でリフォームを希望される方が少なくないんです」。悲しいことだが、価格本位で妥協し、購入した建売住宅が極めて短期間のうちに「気に入らないもの」になってしまう事例が多いことを示している。そうした顧客が、本当は木の家、本物の無垢材の家を求めて夢ハウスの看板を掲げる同社に頼ってくるのだという。

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自社の競争力のなさを実感
ネットで見つけて自ら電話

自社の競争力のなさを実感<br />
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彩建コーポレーションは1987年の創業。それ以前は不動産業界に籍を置いていた萩原社長が、同僚とスタートさせたものだ。2000年には会社組織とし、リフォーム業を主要事業として展開する。

既に無垢材の良さを確信していたため、リフォームでも窓枠などで無垢材を用いたものを提案していたが、当時は「無垢材は反る・暴れる」というのが常識の時代。それを伝えると無垢材を使った工事をあきらめる顧客も多かった。

リフォームを中心としながら戸建て住宅の新築も少数ながら手がけていた中、飛躍のためには新築棟数を増やすことが不可欠と感じるようになった。しかし取り巻く状況を客観視した時、見えたのは厳しい現実だった。事業拠点の埼玉県所沢市周辺は競合相手が多い。営業を続ける中、自社が提供する家には「何の売りもない」と実感した。2006年、萩原社長は「単独で勝負するには厳しい」という結論に至った。

そこで模索したのが住宅ネットワークへの加盟だ。インターネットを使い自然素材系のネットワークを中心に調べる中、出会ったのが夢ハウス。ホームページを読み込み、夢ハウス独自の無垢建材、それらを使った家づくりのコンセプトに唸った。萩原社長はビジネスパートナーへの加盟を考え始め「自分から夢ハウス本部に電話をして、一連の商品とモデルハウスを見せて欲しいと言いました」と行動を起こす。夢ハウス本部のある新潟へは泊りがけで行った。モデルハウスだけでなく、本社工場や自社開発の木材乾燥機など、あらゆるものを2日間にわたって見学した。無垢材の良さ、快適さは既に知っていたが、独自の研究と試行錯誤を重ね、乾燥機を自社開発してつくり上げた無垢材とその家づくりを知るうち「この乾燥技術、商品力はすごい」と驚きと感銘を受けたという。2006年5月、彩建コーポレーションはビジネスパートナーへの加盟を決める。新潟へは1度足を運んだだけだった。

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他社と比較されても勝てる
決め手は徹底したこだわり

他社と比較されても勝てる<br />
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現在、同社が提供しているのはフルオーダーの「夢ハウス」。今注目を浴びている規格住宅「郷の家」は、土地面積などで制約が出てしまうため、今までの実績は1棟にとどまっている。それでも夢ハウスの競争力は高い。

「お客様にもよりますが、やはり無垢を使った家を提供している3~4社を挙げて比較検討されている場合が多いです。その中でも勝ち抜ける。決め手は『無垢に徹底してこだわっている』からです。他社の多くは部分的にしか無垢材を使っていません」と自信を持つ。施工物件の平均価格は2500万円ほどだ。構造および完成見学会への集客は折込チラシを活用するほか、定期的にフリーで配布される地元タウン紙に広告を掲載している。具体的な集客実績としては、2011年秋に東京都の清瀬市で行った完成見学会に42組が訪れ、物件の近隣宅で建て替えを受注した。構造見学会も合わせると、平均して毎回25組が訪れる。

構造および完成見学会への集客は折込チラシを活用するほか、定期的にフリーで配布される地元タウン紙に広告を掲載している。具体的な集客実績としては、2011年秋に東京都の清瀬市で行った完成見学会に42組が訪れ、物件の近隣宅で建て替えを受注した。構造見学会も合わせると、平均して毎回25組が訪れる。構造および完成見学会への集客は折込チラシを活用するほか、定期的にフリーで配布される地元タウン紙に広告を掲載している。具体的な集客実績としては、2011年秋に東京都の清瀬市で行った完成見学会に42組が訪れ、物件の近隣宅で建て替えを受注した。構造見学会も合わせると、平均して毎回25組が訪れる。

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夢ハウスの
家づくりに対する思いを
社内全員が共有。

夢ハウスの<br />
家づくりに対する思いを<br />
社内全員が共有。<br />
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家づくりに対する思いを<br />
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全て夢ハウスの真似で良い
お客様第一主義を徹底実践

競争力の高さの理由は、優れた建材の存在だけではない。「お客様を大事にする考え方が素晴らしい。普通は契約を取るために『戦略的』になりますが、夢ハウスは違う、と思いました」と萩原社長は説く。これは、しつこい後追い営業や、見込み客リストを手に訪問を重ねるスタイルをしない事を意味する。以前、大手住宅ネットワークから移籍してきた営業マンが見学会後のリストを手に訪問営業をしようとした時に、慌てて止めたエピソードも紹介してくれた。

今では同社の社員全員が夢ハウスの家づくりに対する思いを共有し、熱意をもって家づくりに取り組んでいる。これも偶然だが、取材の日は近くで施工中の新築物件での上棟の日に重なっていた。社内にいたのは我々取材陣を待っていてくれた事務担当の方と萩原社長のみ。他の社員は全員で現場に出向いていた。良い機会なので撮影に向かったカメラクルーに現場で応対してくれた担当営業マンは、撮影中に夢ハウスの家の良さを熱く語っていたという。

萩原社長が説く加盟後に成功する秘訣は「とにかく何事も徹底すること。全て夢ハウスの真似で良いんです。色々なことをやろうとしてはだめ。『無垢じゃなきゃだめなんだ』という強い思いがあればお客様に伝わります」。実際、同社は自社パンフレットにも夢ハウス本部のロゴをそのまま使っているほど。「彩建コーポレーションというよりも、夢ハウスという名前を前面に出していく。お客様とはとことんまで打ち合わせを行って納得してもらう。着工してからも打ち合わせの機会を設けて納得してもらうんです」―。夢ハウス本部が唱える「お客様第一主義」を実践する彩建コーポレーション。ショールーム「木樹の里」の壁に貼られた餅つき大会の写真の中では、OB客の笑顔がはじけていた。

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