2011-12-08
運のいい人、悪い人 (後編)
以前にもブログでお話しさせていただいた「運のいい人、悪い人」今回はその続きです。
皆さんは『運』という言葉を聞いてどういう解釈を持たれるでしょうか?
宝くじに当たった。懸賞に当たった。ギャンブルで当たった。など
"突発的に訪れる幸福"
・・・俗に言う「ラッキー!」を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、本来の『運』や『運命』には"めぐりあわせ"という意味があります。
私の経験でも、人と人とのめぐりあわせを大事にすることで最終的に幸福になれているものだと感じています。言うなれば"必然的に訪れる幸福"と言えるかもしれません。
それを私は『運』だと信じています。
先日、ある書籍が出版されました。著者はコンサルティング業界の最大手㈱船井総合研究所の会長である船井幸雄氏。多くの優良企業から経営の神様と崇められる船井会長のご自宅も、ありがたいことに夢ハウスでお世話になりました。
今回の書籍タイトルは「組織体運営はトップ1人のリーダーシップで決まる」
この中に夢ハウスが大きく取り上げられています。それも全国にある数万社の全国数万の企業・自治体の中から、わずか3社の1つとして選ばれ紹介されています。
①日本一豊かによみがえった町 秋田県小坂町
②日本一の木造会社 夢ハウス(新潟)
③日本一の歯科医院 むらつ歯科クリニック(福岡)
船井会長との出会いと親睦関係がなければ、このように取り上げていただくことはなかったと思います。このことで、また多くの方々に夢ハウスを知っていただけるチャンスをもらいました。
船井会長には感謝の気持ちが絶えません。一経営者として認められたことを誇りに思います。
後日、今度は千葉工業大学名誉教授の小原二郎先生から冊子の入った封筒が届きました。
今年95歳を迎えた小原先生は、日本における人間工学の権威であり、インテリアコーディネーター制度の確立や東海道新幹線の車両改善を手掛けるなど、その実績は著しいものがあり、また木材の研究者としては仏像・歴史的建造物から古材が新材よりも優れていることや正確な産地を証明してみせた人物でもあります。
小原先生は私をとても好意にしてくださり、今回も私のためにご自身の功績を綴った冊子「裏街道落穂拾い人生の恩恵」をわざわざ送付してくださいました。
幼い頃からの話、戦争での体験、苦悩の日々や様々な勲章の授与など、多彩な人生経験が語られていました。
そして最後に、こうまとめられていました。
『私の人生は、能力2割、努力3割、運命5割から成り立つと考えて進んできました。』
『その運命の内容は、私を支援して下さった方々の好意が大きな面積を占めています。』
人生の大先輩が私と同じ考えを持っていたことに、とても感銘を受けました。
そう、人の人生の半分以上は『運(めぐりあわせ)』で成り立っているのです。
私も良いめぐりあわせに恵まれた、運のいい人生を歩んでいます。
人生とはそのようなものなのでしょう。