2011-05-24
スピードの時代
例えば、給料が5千円上がったと喜ぶ人もいれば、1万円上がってまだ足りないと不満をこぼす人もいます。考え方は人それぞれで、考え方一つで人生が変わります。
スピードの時代です。情報や仕事、生活までスピードが求められています。
インターネットや携帯電話・スマートフォンと、今や何でも便利で合理化され仕事の効率も昔に比べ比較にならないほどのスピードで短縮されています。
しかし、効率化によって余った『時間』はどこにいくのでしょう・・・。
あなたならこの時間をどう使いますか?
自分の趣味や家族サービスに費やすのでしょうか?それとも日々の仕事を怠ける時間にするのでしょうか?
私はやはり、仕事の効率化によって出来た『時間』は仕事に費やすべきだと思います。
以前、こんな話を聞きました。
人が1日8時間の労働の中で、集中して脳をフル回転させている時間は、実質2時間程度だそうです。1日24時間のうちの8時間の労働だけでも1/3ですから、20歳から65歳まで45年間勤務しても15年間しか働かないということになります。ましてやその1/4しか脳がフル回転しないとすれば3.75年しか集中している時間がないということになります。
45年のうち3.75年しか実質働いていないとなると他の時間は一体何をしているのだろうと思いますよね。
8時間すべてをフル回転させるのはなかなか難しいかもしれませんが、
そこで考え方を変えてみましょう。
・1日に働ける時間が5時間しかない
・1ヶ月が20日しかない
・1年が200日しかない
そう意識し心掛けると、効率化した時間をもう少しだけ脳を働かせる時間に回せると思います。
その積み重ねが、その人の人生まで効率化し、中身の濃い生涯をおくることができるのではないでしょうか?
私も還暦を迎えましたが、振り返ってみると20代からよく一人で3つも会社を経営したなと、あのエネルギーはどこからきたのかと自分でも感心します。
あの時の私はきっと、1日8時間のうちほとんどの時間、脳がフル回転していたのだと思います。
目的を忘れる人、時間は無限だと思う人はどんな人生を歩むのでしょうか。